2泊3日で島根と鳥取を回る。ノルマは出雲大社と鳥取砂丘を巡るだけの、まっぷる見開き2ページのような観光を楽しむことにした。しかし8月末なのに猛暑が抜けない。
1日目
出雲へ
遠征はJALで行こう
貧乏人なので普段はあまりJALに乗ることがないのだが、フライト中に柿ピーを食べていたらCAさんが秒速でおしぼりを持ってきてくださるという超絶ホスピタリティを受け、人の優しさに触れて真心を知った戦争用ロボットのような気持ちになった。
出雲着。JALしか就航していないので手荷物受け取りからバス乗り換えまで秒速で行ける。
出雲大社直通バスへ。飛行機が遅れていても出発時間は合わせて待ってくれるので、菊名ダッシュのような猛烈乗り換えはせずに済む。
出雲大社までの道中、すごく体感ゆっくりだなーと思っていたら、バスの前を走る車が法定速度をずっと厳守していた。その車が脇道に出てバスが先頭になったらバスも法定速度超絶厳守で最高かと思った。
出雲大社
出雲大社のまとめは↓より。
スターバックス出雲大社店
景観に配慮した、スターバックス鎌倉店のような雅(みやび)なスタバ。
店内はめちゃくちゃ広い。出雲市内や空港への帰路を待つまでの時間潰しにも良い。
電鉄
出雲大社駅から電鉄出雲市駅まで向かう。
縁結びの聖地から走る電鉄はピンク色。
内装も全面ピンクのドスケべ仕様。
出雲市駅着。
夕食:居酒屋「ツバメヤ」
出雲市のアーケード街「なかまち」へ。
いいお店を歩きながら探していたら、「ツバメヤ」の雰囲気があまりに良さそうで、吸い込まれるようにツバメヤに入った。
イカれたメンバーを紹介するぜ!
あごの野焼き!ちくわのようで、よりタイトな食感がたまらない!
冷奴!
だし巻き卵!
レバー煮込み!舌でとろける!
地酒「旭日」!
刺身3点盛り!喉元を滑り落ちるような脂身がたまらない!
ちりめんご飯!ハーブの様な山椒の香りが口蓋を驚かせてくれる!
しじみの酒蒸し!
以上だ!!
スーパーホテル出雲
謎ロフトベッド付き。
17時からお酢のドリンクでウェルカムバー。リンゴ酢うまし!
2日目
スーパーホテルの朝食。あご野焼きの再登場は嬉しい。逆転裁判の再登場キャラのような嬉しさ。
出雲→米子
出雲から鳥取に向かう電車は多くの場合米子乗り換えになるので、米子で寄り道をすることにする。
景色が善い。
米子
米子駅着。駅の観光案内所にて、1日1,000円でレンタサイクル(ママチャリ)を借りることができる。
彫刻ロード。人類には早すぎるオブジェクトが立ち並んでいる。
米子城
米子城跡。13時の気温がファッキンホット(36℃)だったので、登山して20分の本丸行きは諦める。
昼食:カフェ「さんぽう」
アーケードそばのカフェ「さんぽう」にて昼食をいただく。
えっ、今日はドライカレー食べてもいいのか!
駅へ戻る
道中のドラッグストア。ポップがカリグラフィの最先端を行っている。
次の鳥取行きの電車まで1時間あるので、駅そばのサテン「ら・ぼーる」にて珈琲をしばく。タバコの匂いが充満する古き良きサテン。
米子→鳥取
特急電車スーペル・まつかぜで鳥取へ。
鳥取着。
鳥取砂丘
鳥取駅すぐのバスターミナルから鳥取砂丘行きのバスに乗る。3番乗り場から39系統の砂丘行きバスに乗る。砂丘行きだから39系統(激ウマギャグ)で覚えやすいですね!
砂丘センター着。
砂丘センターから徒歩1分で階段を登り、すぐに砂丘に出られる。
本当に砂ばっかりで草
丘を越えたら海が出てくる。砂丘のイメージがあるが海の綺麗さも素晴らしく、「フォーと生春巻きに期待して行ったベトナムで、実はチャーハンとフランスパンもめちゃくちゃ旨かった」時のような嬉しさ。
ちなみに↑はランジャタイの聖地巡礼スポット。
鳥取砂丘そばのカフェ。
隈研吾っぽいなーと思って調べたら本当に隈研吾設計だった。建物を見た瞬間に、設計者がこの人っぽいと思わせるのも何だかなーという感じはする。(個人の見解です)
サンドのラッピング・バスで鳥取駅へ。
夕食:居酒屋「順吉」
Google Map検索で見つけた居酒屋「順吉」へ。カウンターの雰囲気で良さそうな気配しかない。
鳥取の地梅酒野花(のきょう)
装填!!(お通しの鯖の竜田揚げ、チャンジャ)
狙え!!(鯖のへしこ)
撃て!!(大山の焼き鳥盛り合わせ)
hoRmone soba
お会計4,670円。対戦ありがとうございました。
店内に飾られていたガイナーレ鳥取のポスター。
独身Jリーガーすこ
ホテルグリーンモーリス鳥取
机がめちゃくちゃでかい。駿台予備校札幌校の、鶏小屋のような自習室の机をはるかに上回るゆったり感である。
大浴場にはサウナもある。超クラシックなカラカラサウナ。
山陰のテレビ
山陰のテレビでは「かまいたちの掟」「座王」が観られる。最高か。
3日目
ホテル鳥取グリーンモーリスの朝食。野菜系と主食系がやたらと充実しているピーキーなビュッフェでおもろい。
昼食:カフェ「すなば珈琲」
「スタバは無いけど、すなばである」でお馴染みの「すなば珈琲」へ。
ハリボテマツコ。
砂で挽いたコーヒー。すばらしい香りがブワーっと出ている。
すなば珈琲の調達担当の人は、ブラジルまで出向いて豆の生産者さんと会話しているらしい。コロンビアまで出向いてダニルソンを発掘したコンサドーレ三上GMのようだ。
1時間ほどウダウダして、昼食を兼ねてカレー。ちなみに鳥取県民は1人あたりカレーの消費量がダントツ全国1位のカレー大好き県民らしい。
鳥取→京都
ということで山陰を出る。帰りは陸路で京都に寄り道しながら、チンタラ東京へ向かう。
スーペル・はくと。
素晴らしい内装。
京都清水寺
ド平日の清水寺はマジで外国人しかいない。
清水寺、善い。
総括
山陰ツートップの出雲大社と鳥取砂丘を巡るだけ、レンタカー無しのまっぷる見開き2ページのような無計画旅だったが、とても善い旅であった。
今回は2泊3日だが、途中の寄り道を省略して帰りも米子から飛行機で行けば普通の週末に1泊2日でもいけそう。
以上