2018のセレッソ戦以来、実に5年ぶりに札幌ドームでのホームゲームに参戦した。札幌ドームのビジョンがグレート・モスから究極完全体グレート・モスくらい進化しており、そのビジョンが使用される中でとても良いと思ったUX(初見の人にやさしい)が2個あったのでメモしておく。
①AT表示
多くのスタジアムでは90分が経過したらATが表示されたのち、時間のカウント表示が消えるというのが一般的である。これは普段サッカーを現地で見慣れている人にとっては特に違和感を持つでもない仕様である(むしろドキドキ感があってよい)が、はじめてサッカーを見る人にとっては「90分過ぎたのになんでまだやってんの?」と思っても不思議でない現象と思われる。
一方で札幌ドームの表示では、↓のように前半45分が経過したら
「(正規の時間) + ATの時間 + 現在のAT経過時間」
といった形で、ATの考え方および、厳密にあとどれくらいの時間がありそうかを初めての人でも直感的に理解できる表示になっている。これはほかのスタジアムでも標準仕様になってほしい。
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②各チームと各サイドの紐付け
各ハーフキックオフの直前にピッチ全体を映し、そこに各チームのエンブレムを投影して「どちらのチームがどちらのサイドなのか」を直感的にわかるようにどシンプルに表示している。
これも普段からJリーグを見ている人には説明されるでもなく判断がつくものであるが、初めて見る人にとっては意外と判断に迷うものと思われる。(特に野球の感覚が染みついている人にとっては、白いユニフォームがホームだと勘違いすることもあるかもしれない)それがこの表示を見ることで一発でわかるようになる。これも全スタジアムでの標準になってほしい。
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これらのような素晴らしいUXがあり、今シーズンのスペクタクルな札幌のサッカーを楽しんでくれればきっと初見の人もハマってくれるはず!!
…
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2023コンサドーレの良くないUX
負けるときはバカみたいに失点しまくって負ける。
以上