2023/07/23(日) 於 国立競技場。クソ猛暑。
国立のマリノス側2階ゴール裏7,000円のチケットを確保し、FC東京サポーターの友人と観戦した。7,000円でも十分良心的だが、超円高の10年前に観たさいたまシティカップ、浦和vsアーセナルのサイドスタンド4,000円ってやっぱりイカれてたなと思った。
マリノス側なのに隣の2人組客はシティのユニフォームを着ていた。まあそれはしょうがないかと思っていたら、他方ではユナイテッドのユニフォームを着たチー牛が警備員につまみ出されていた。キショ。
アウェイゴール裏の窪みは正面から見ると思ったよりでかい。
来場者全員に新聞型の試合案内が配られた。
アンロペちゃんの座右の銘は「ヤレバデキル」。言いそう。
VARに実力派の御厨審判員を配置する万全の体制、さすがシティを招いての花試合である。
当日は基本的にどのエリアもギュウギュウだったのだが、バックスタンド1層だけは半分くらいの埋まりだった。そもそも40,000円の席が半分埋まるのがおかしい。
選手紹介は現地のDJがやっていた。やはりハーランドの時の歓声が一番大きかった。
ちなみに選手入場曲はJリーグの公式入場曲で、マリノスの試合なのに川崎の選手入場みたいな雰囲気だった。
試合開始早々にアンロペが先制ゴールを決めた。おじさんは嬉しいよ。
マリノスが早い時間に2点を先制して、マリノスサポーターが2002最終節札幌vs広島で先制ゴールを挙げた後の小倉隆史のような表情になった矢先、
シティがすかさず1点を返した。軽くパスをするような振りで勢いのあるシュートがドスンと決まったので、周りはみんなポカーンとなっていた。
結局シティが同点に追いつき、前半は2-2の静かな立ち上がりとなった。
↓最前列でうちわを振りながら応援する、ULTRAS JO1の皆さん。
後半からハーランドが出てきた。デカすぎてオーロイかと思った。
最終的に試合はシティが全く無駄の無い連携とBOURYOKU的な基礎技術の高さを見せつけ、後半一気に捲って5-3で勝利した。
シティのプレーはまるでサッカーがとても単純かつ簡単であると錯覚させるようなものであり、あたかもそのプレーを観たら誰でもテニスをしたくなる、ロジャー・フェデラーのようだった。
また親善試合ではあったがマリノスサポーターのテンションも終始高く、特に後半ATに入るタイミングで「Pop Goes The World」(ばもにっぽーのやつ)をかけ、合いの手の「オイ!オイ!オイオイオイオイ!」で一気にスタジアムの空気がうねった瞬間には他サポながら感動した。普段Jリーグを現地では観てない人もマリノスの応援が凄かった!日産行きたい!とTwitterにて相当数言っていたので、その層にアピールできるという点でリーグチャンピオンって夢があるなと思った。
マリノスに勝ってほしかったなーと思いつつも1ゴールあたり875円の爆裂コスパエンタテイメントを楽しむことができ、胸いっぱいの満足感と共に国立競技場を後にした。来年もぜひワールドチャレンジを見たい。ケルンとかガラタサライとか、ボカ・ジュニアーズとか来て欲しい。
おわり