また内村かよニキ
2016年J2リーグ第41節 千葉vs札幌にて、Jリーグ随一の千葉キラー・内村圭宏の劇的決勝ゴールに「また内村かよぉ」と思わず漏らした千葉サポの方。以下の動画にて約17万回、「また内村かよぉ」と嘆いている。(15万回くらいは札幌サポが再生している)
動画の5:40-あたり。
ルヴァン杯準々決勝2ndレグ 横浜FMvs札幌@ニッパツ
日曜日
ホームでの1stレグはミシャがブチ切れながらも3-2で圧勝。今年3度目の三ツ沢、猫の額のようなアウェイ応援エリアに乗り込んだ。
また水沼かよぉ
試合全体は気持ち良いぐらいの完敗だったのだが、特に親の顔より見た水沼のゴールはこたえた。
また内村かよニキから、また水沼かよニキへのペイ・フォワード。
アップ中のマリノスサポの手拍子チャント。お見事なお手前でした。
若いのに期待のルーキー大森真吾
晴れてデビューした川崎戦ではCFでピッチに入ったのに気づいたらWBに回され、マリノス戦ではPKキッカーという大役を志願したらあっさり任されあっさり外す、人材不足大時代を生きる令和の新卒という感じでとても善い。これに懲りることなく、今後成功するまでPKキッカーに挑戦してほしい。
そういえばそんなことあったな(神戸戦のアレ)
月曜日。
チームの絶不調ですっかりほとぼりが冷めたアウェイ神戸戦の勝手自由席問題について、クラブから解決のリリースが出た。事象への対応は札幌が払い戻しをすることで丸く(?)収まった。ちなみに当方は現地で見事「当選」したこともあり、素直に払い戻し処理を依頼した。
事象発生直後のリリースは以下。
大丈夫かこれ
本事象に関するコアサポへのよけいな悪印象は全く無い(処分とかも別にいらないと思っている)のだが、この解決リリースでの「お詫び」部分の記載を読んで大丈夫かこれと思った。本事象に限らない、クラブとコアサポの関係について随分と踏み込んだことを書いていたからである。
応援を統率する一部のサポーターと当該試合の前からビジターシートで発生しうるリスクについてコミュニケーションを取っていたにもかかわらず、このような事態を招いたことは弊クラブの管理不足によるものであり、責任の所在も弊クラブにあります。したがって本件に直接的に関与した一部のサポーターへの処分などはいたしません。
またこれらの一部のサポーターとは継続してクラブが目指す理想的なスタジアムの雰囲気づくりについて意見交換を行っております。今後はより多くのサポーターの皆様とのコミュニケーション機会を増やし、より良いスタジアムづくりを目指していく所存です。
引用一段落目で、コアサポ発案の勝手自由席に関する全責任がクラブにあると言い切っている。コアサポの存在を「善意で盛り上げてくださる人達」だけでなく、「一連の行動にクラブも連帯して責任を負う人達」と書いてある。これは標準的なクラブの運営責任の範疇といえるのでまだ良い。
問題は二段落目で、「クラブが目指す理想的なスタジアムの雰囲気づくりについて意見交換」とある。
これもコアサポとのコミュニケーションなんてどのクラブでも実態としてやっているとは思われるが、「おそらくやっているだろうと思われる」と「公式がやっているとハッキリ発言する」は全くの別物である。パチンコ屋の近くでやたらと景品を欲しがる人がいたり、従業員と客が突然恋に落ちる料亭があったりする、不思議な業態が成立しているのはそのあり方をハッキリ発言していないからで、そうでなければややこしさを増してその存在を正当化するためのコストがとてつもなく増えることになる。
これを踏まえて前段の表現と総合すると、今回のような問題行動だけでなくUSがゴール裏で示す行動規範がクラブの姿勢として扱われる、それに対してクラブが原則説明責任を持つと読み替えるのは飛躍した解釈ではないだろう。
コアサポは基本的に「意見があったら直接言ってこい」スタンスだが(直接意見をしている人を見たことは無い)、今後はコアサポに意見を言うチャネルとしてクラブへの問い合わせも正当なものになるということである。
「コアサポがゴール裏で応援するならスマホをしまえと言ってきました。クラブはこれについてどうお考えですか?」という問い合わせがクラブに飛んでくる。しかしそんなことこっちに聞くなとぞんざいに扱うことができず、貴重なご意見ありがとうございますとお茶を濁す。そんな不毛な問い合わせ対応が今後突発的に発生しては業務のリソースを割かれることになりかねない。(ふつうの社会人の感覚で言えば簡単に想像がつく。)
…
大丈夫?本当にできんの?
クラブのバリューを最大化するための必要コストとして想定しているなら大層な覚悟としてその姿勢を全面的に支持したいが、果たしてそこまで考えているのかちょっと心配になった。