この投稿は「北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2022」に参加しています。
リレシパ!
先般、「北海道のソウルフードメイカー」ベル食品さんが晴れてコンサドーレのリレシパ(リレーションシップパートナー)になられた。(ありがとうございます)
最初の反応から
1ヶ月足らずでのリレシパ申し込み
恐ろしく速い決裁スピード
ベル成吉思汗のたれ
クリスマスの歌でお馴染みの「♪ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る」は「♪ジンギスカン ジンギスカン ベルのたれ」が派生して広く普及していったのは周知の事実(出典:民明書房)である。
そんな歴史の深いベル成吉思汗のタレであるが、当方はジンギスカンは漬け込み文化圏(岩見沢)の育ちであり、瓶入りのジンたれについては正直なじみが薄かった。
ジンたれ生活
しかし上記のような素敵なご縁ができたことや、アウェイゲームの日にはスタジアム最寄りのコンビニでサッポロビールの棚を殲滅する札幌サポの「スポンサーヤクザ」の血が騒いだこともあり、いてもたってもいられずライフ蒲田店に駆け込んでジンたれを買い込み、「リレシパ記念 ベル成吉思汗のたれ 生活」を送ってみることにした。
ちょうどよく公式レシピがあったので、上記のメニューを制覇してみることにした。
なお当方関東在住のため、
・ラム肉がそんなに関東のスーパーに置いてない
・ラム肉を使ったレシピなんて絶対旨いに決まっている
点から、ラム肉を使用している7メニューを除く計25メニューについて作って食べてみることにした。
つくレポ一覧
実際にやってみたつくレポは以下の一覧の通り。(メニュー名をタップして各レシピにジャンプ)
ちなみにレシピにあるジンたれはお馴染みのノーマルな「成吉思汗たれ」と「成吉思汗たれすっきりレモン」の2種類があるので注意しておこう。
メニュー | ジンたれ | 主な調理方法 | 味 |
豚肉とキャベツの炒め物 | レモン | 焼く | うまい |
成玉玉丼(ジンタマタマドン) | ノーマル | 焼く | うまい |
卵ともやしのジンたれあんかけ | ノーマル | 焼く | うまい |
牛肉プルコギ | ノーマル | 焼く | うまい |
冷やし餃子 | レモン | レンチン | うまい |
肉じゃが | ノーマル | 煮る | うまい |
成吉思汗たれDE豆腐ステーキ | ノーマル | 焼く | うまい |
サーモンとクリームチーズのサラダ | レモン | うまい | |
焼きおにぎり | ノーマル | 焼く | うまい |
もやしのナムル | ノーマル | レンチン | うまい |
鮭のムニエル | レモン | 焼く | うまい |
ささみと水菜のパスタ | レモン | 茹でる、焼く | うまい |
ガッツリ美味しい!ジンギスキムチ丼 | ノーマル | 焼く | うまい |
ベルのたれでゴーヤチャンプルー⭐︎ | ノーマル | 焼く | うまい |
サラミソセージとメンマのサラダ | ノーマル | 焼く | うまい |
サバ缶とカニカマのクリームパスタ | ノーマル | 茹でる、焼く | うまい |
漬けマグロのやまかけ丼 | ノーマル | うまい | |
レモンステーキ | レモン | 焼く | うまい |
鶏レバーの香味煮 | ノーマル | 焼く、煮る | うまい |
TomaSuiGYOZA | ノーマル | 煮る | うまい |
甘辛チキン | レモン | 揚げる | うまい |
ジンチャー春巻き | ノーマル | 焼く、揚げる | うまい |
ジンギスカンのタレdeひき肉チーズのカリッと春巻き | ノーマル | 揚げる | うまい |
豚肉のジンタレ赤ワイン煮込み | ノーマル | 煮る | うまい |
おてがるスパイシーいなり | ノーマル | 煮る | うまい |
いくつかピックアップ
ジンたれは野菜炒めに強い
キャベツと豚バラ肉を炒めるだけのどシンプルな構成に、ジンたれの旨味がバッチリはまる。野菜炒めの味付けは自由度が高いゆえに意外と苦労するものだが、この味付けさえ覚えておけば何も考えず、何もミスらず美味しくいただけるのでとても安心。キーパー菅野のような安定感。
ジンたれはレバーにも強い
ジンたれでレバーの煮物…?という感じだが、よくよく考えたらジンたれは羊の臭みを消すものであって、それくらいのマスキング能力があるならレバーの臭み消しなんて確かに朝飯前である。これはジンたれのイノベーション。いつかの石崎監督が俺らの10番宮澤裕樹をCB起用した時くらいのイノベーション。
ジンタレは魚にも強い
ジンたれは羊肉をはじめとする肉用の調味料というイメージが強いが、マグロにも天才的に合う。醤油よりもまろやかな味付けのおかげで、マグロが持つ鉄分系の旨味が隠されることなく舌に刺さってくる。たぶんカツオの漬け丼もいける。
ジンたれをマグロに漬けてみるという発想はまさに天才のそれである。いつかの財前恵一監督が、サイドの戦士日高拓磨を突然ボランチ起用し始めた時くらいの天才的な発想。(なお2013年ホーム群馬戦の結果)
ジンタレはチャラい料理にも強い
豚肉の「赤ワイン煮込み」という、蒲田の居酒屋を片っ端から探して行っても見つからなさそうなチャラい料理にもジンたれは非常に良くなじむ。赤ワインの香りとジンたれの旨味が決して邪魔をしあわず、豚肉の食感に深い味わいを乗せて非常にチャラい一品に仕上がっている。デビュー当時の毛量マシマシヘア宮澤裕樹のようなチャラさ。
完走した感想
ジンたれは本来のジンギスカンのたれ用途だけでなく、炒め物の味付けや魚の漬けダレ、煮物のダシからいなり寿司(!)までとにかく守備範囲がめちゃくちゃ広いということがわかった。
味付け(塩加減等)を考える負担が劇的に減るので、その分調理作業に意識を向けやすく料理の上達にも非常に良さそうな感じがした。
今回のジンたれ生活で使ったジンたれの量は200mL瓶7本分。
普通に1.4Lは使えたので、ベル食品さん公式のキャンペーン企画に応募しても良かったかも。
というわけで、ジンたれ生活を経てベル食品「成吉思汗のたれ」が持つ無限の可能性を垣間見ることができた。これからもジンたれを買い続けて、ベル食品さんのロゴがユニフォームの鎖骨に輝く時をしばし待ちたい。
以上